ヒノキだからといってシロアリを完全に防ぐことはできない

シロアリに強いと言われるヒノキについて

シロアリ数匹

シロアリは木材を食べる害虫として有名です。「ヒノキは食べられない」ということを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、実はシロアリはヒノキも食べてしまいます。新築住宅を建てる予定がある方は、そのことについてしっかりと理解しておくようにしましょう。

ヒノキは食害に強い木材

ヒノキにはシロアリが苦手とする成分が含まれているので、シロアリを寄せ付けないよう活用することができます。ヒノキを使用した家は、まさに「シロアリからの食害を防げる家」なのです。実際、シロアリからの食害を防ぐためにこの木材を多く使用する住宅が増えてきています。ヒノキは土台や柱にも使われており、また造作材や建具材として使用されることもあります。

ヒノキといっても油断は禁物

シロアリはヒノキを食べないって本当ですか?
いいえ、シロアリもヒノキを食べることはありますよ。 ある実験では、シロアリにヒノキを与えて数ヶ月放置したら、普通の木と同じように食害を受けたという結果が出ています。ヒノキを苦手としているのは確かなようですが、他に木がなければ食べてしまう、ということです。ですから、シロアリが苦手としている木材を使用していても100%安心できるという訳ではないのです。

食害被害を最小限に抑えるために

家を建てるときのシロアリ予防ポイント

湿気の少ない土地がおすすめ
シロアリは湿気が多い所を好むため、建築するなら湿気の少ない乾燥した土地を選ぶことが大切です。シロアリが好まない所ならば被害を防ぐことが可能です。
床下を清潔にしておく
家を建築する際木くずが発生することがあり、それを残したままにすると被害を受けてしまいます。床下に木材のゴミが残らないようにして、キレイな状態にしましょう。
換気と通気性の確保
床下は空気の流れが悪く、湿気も溜まりやすいので、家を建てる際床下換気口を作る必要があります。水道管の水漏れや雨漏りに関しても、湿気が発生する原因となるので早めに修理するようにしましょう。

少しでも早くシロアリの被害に気づくことが大切

食害を受けているか判断するのは素人には難しく、駆除業者に依頼して点検してもらいましょう。また、建築業者が行なっている建物診断を使用してみてください。建物診断では床下や天井裏、室内で劣化している箇所などを調査するサービスです。食害を調べられるだけでなく、木材の腐敗や劣化具合なども把握することができます。建物診断で改修工事を行なう必要性があると分かったら、すぐに工事に取り掛かりましょう。住宅の質を高めるためには、しっかりした予防が必要不可欠なのです。

屋根裏の点検や羽アリ調査も必須

床下から侵入することが多いシロアリですが、中には飛んで侵入するカンザイシロアリという種類もいます。屋根裏から入り込んで、木材を腐食させてしまうので注意してください。床下だけでなく様々な所の点検が必要になります。シロアリが生息していると、室内に羽アリが出現することがあります。黒アリとシロアリは羽で見分けることが可能です。シロアリだと羽の大きさが前後一緒ですが、黒アリだと羽の大きさが異なっているという特徴があります。黒アリなら問題がありませんが、シロアリの羽アリならばすぐに駆除してください。

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